BLOUSE TYPE1ブルーズ

最近はあまり見かけなくなったブルーズ（英語でスモック）ですが、さっと羽織れて袖口まで衣服をすっぽり覆ってくれて、やっぱり絵を描くときにあると便利なのでは、と思い作ってみました。
昭和４年に発行した河内洋画材料店のカタログにある当時のオリジナルブルーズの形を元に、ブルーズの機能はそのままに、デザインだけ現代風に作りました。
アーティストがアトリエで制作後、絵の具で汚れたブルーズをそのまま着て帰る姿をイメージして。。
「アーティストは絵を描いている時が一番魅力的。その作業着はかっこよくなくては。。」

厚着をした上から着ても手を動かしやすいように、腕回りと身頃を大きくしております。

背中の衿下のストラップは、作業後に汚れたブルーズをイーゼルなどに引っかけておくように、油絵用キャンバスの麻生地で作りました。

絵の具で汚れれば汚れるほどかっこいいブルーズ。どうぞ自分だけのブルーズが育つように、制作に打ち込んでください。

ちなみにブルーズとはBlouse。ブラウスのフランス語ですが、元々は18世紀ごろに農夫や羊飼いが上っ張りとしてきていたものを、画家たちが着るようになったことから、日本でもそう呼ばれるようになったようです。スモックドレス、スモックコートと呼ぶと立派なファッションアイテムです。

TYPE1の特徴：軽くて皺になりにくい綿ポリを使っています。洗濯機で洗って軽く皺を伸ばして乾燥させると、アイロンなしでもナチュラルな風合いがかえって良い雰囲気になります。軽やかな生地なので、年中通してのブルーズとして最適です。袖の長さは袖口にゴムが入っていますので、クシュッとたくし上げて調節して頂けます。
サイズ感は華奢な女性から、大柄な男性まで違和感なく楽にキレイに着て頂けます。