BIG OIL PASTELの作品
最近知り合ったアーティストのahhi choiくんがBIG OIL PASTELを試してくれました。
「描く楽しさを追求できる画材」だとahhiくん。。
最高の褒め言葉です(^ー^)
画材屋として自分で作った画材をそんな風に気に入っていただけるのは、アーティストが自分の作品を評価されるのと同じぐらい嬉しい!!
引き続きBIG OIL PASTELを使ってくれているそうです。。
どんな作品ができるだろう。。
楽しみだな。。。
最近知り合ったアーティストのahhi choiくんがBIG OIL PASTELを試してくれました。
「描く楽しさを追求できる画材」だとahhiくん。。
最高の褒め言葉です(^ー^)
画材屋として自分で作った画材をそんな風に気に入っていただけるのは、アーティストが自分の作品を評価されるのと同じぐらい嬉しい!!
引き続きBIG OIL PASTELを使ってくれているそうです。。
どんな作品ができるだろう。。
楽しみだな。。。
なぜブルーズを作ろうと思ったか。。
何年か前までブルーズという商品はあるメーカーから出ていまして、私も何回かお求めのお客様の対応をしたことがあります。(現在は廃盤になっていて日本の画材メーカーでは作っていないと思います)
割と、ブルーズをお買い求めになるお客様は年配の方が多く、しかも何十年も前にデザインされた型しかなかったので、なんとなく古臭く、試着された時に皆さん照れくさそうにされていました。
いつももっとかっこよく作ればいいのにって思っていて、
それを実現したのが河内洋画材料店のブルーズです。
「存在の耐えられない軽さ」というフランスの映画 ご存知ですか?
その映画に出てくるセクシーな画家が着ていたブルーズがかっこよくて、
かっこいいブルーズを作ればいいのにーと思っていたのを思い出したんです。
絵の具でドロドロに汚れたら尚いい!
アーティストは絵を描いている時が一番セクシーでかっこいいですもんね(^ー^)
河内洋画材料店のブルーズの肩の下の紐は汚したブルーズをイーゼルなどに引っ掛けておく為の紐。
油絵用の麻のキャンバス生地で作っています。
ユニセックスです。男性も着ていただけます。
去年ロンドンのTATEに行った時の写真です。
美術館に行くと作品は勿論ですが、フレームの選び方、セッティングの仕方の勉強もします。
フレームはファッションの様に少しはやりがあります。
作品の雰囲気に合わせてあえてかっちりマットで抑え込まずラフに入れたり
マットの窓の位置にもこだわったり
現代的な作品をあえて豪華な額に入れてみたり。。
作品だけでなく、その作品を飾るスペースにも合わせて選ぶのが正解です。
一度入れたらほぼ一生入れ替えることはないであろう額なので、じ〜〜っくり時間をかけて選んでいただきたいです。。
これだっと思った額に入れて、見違えるように素敵になった作品を飾って眺めて共に暮らす楽しみ、、一度味わうと癖になります。。
美術館に行って、変わったフレームのセットを見ると額の横からどうやって作品を止めてるんだろうと覗いたり、下から眺めたり、、たまに監視員さんに不審な目でジロッとにらまれます。。。(^ー^)
2016年の年末に大阪のギャラリーで開かれた写真の展覧会でミニフレームをお取り扱いいただきました。
素敵なお花の写真の展覧会。
ミニフレームを作ってから初お披露目だったので、どのような反響があるかドキドキでした。
なかなか好評で、一ヶ月の会期中に沢山売れました。
女性だけでなく男性にも好評で。。
男性にも2人お買い上げいただきました。
ミニフレームは熟練の職人さんに一つ一つ手作りで作っていただいています。
(去年(2016年)工房の見学に行った時の写真です。)
何か作りたいと思いつた時は、必ず工場見学に行くことにしています。
どうやって作っているのかを見ると色々アイデアが浮かんだりするので。。
古くて雰囲気のある工房でした。
★ミニフレームは今は手に入りにくいアンティークの箔を貼っていただいています。
★東京額縁という伝統技法で一つが出来上がるまで最低2週間かかります。
★職人さんの熟練の技術と手間がたっぷり込められた一点物の芸術作品なんです!
こんな感じの大きさで色々作ってくださいとお願いして、初めて届いた時、あんまり綺麗で可愛らしくて興奮しました。
実はこのフレームを作って頂いている職人さんがご事情があり長期お休みをされています。
だから、、ごめんなさい。。沢山品切れが出ています。
他の職人さんにもお願いしようとも思ったのですが、品質を落としてしまいそうなので、担当の方が復帰されるのを待つことにしました。
もうしばらくお待ちくださいませ。。
今年1月、パリのポンピドゥセンターで観た CY TWOMBLYの企画展。
素晴らしい展覧会でした。
オイルパステルで描かれた作品が多く、もしもCY TWOMBLYさんが河内洋画材料店のBIG OIL PASTEL を見たらきっと気に入ってくれたのでは、、と妄想しつつ絵を眺めていました。
まさにこんな風に。。。
思いっきり。。。
うわ〜〜〜っと。。。
描くイメージで作ったオイルパステルです^ー^
ベルベットのバッグを作りました。
画材用のバッグって大体キャンバス生地かナイロンなんですけど、あえてベルベットという高級生地で作ってみました。
今回使った生地は、日本のベルベット生地専門メーカーのもので、プラダやサンローランなど世界のハイブランドから毎年発注がくるとても優秀なメーカーです。
ベルベットと言ってもいろんな種類があり、今回は滑らかなベルベットと毛足の長いクラッシュというベルベットを使っています。
実はベルベットは撥水加工をしていて、雨に濡れても手でさっと払うだけで大丈夫なんですよ。
サイトの中の写真は私がモデルになっているのですが、大きさ的には男性の方が合うかと思います。
(私も身長170cmあります。。。)
F4というサイズのスケッチブック(スケッチブックの外寸は約30×39cm)が入るポケットとスマートフォンや小物を入れる小さなポケットを中につけています。
スケッチブックのポケットはパソコンや書類などを入れるのに最適で、画材用以外の用途でも使っていただけます。
肩紐の長さも冬場にコートを着た上からでも肩に掛けやすいように若干長めにしていますし、非常に柔らかい皮なので疲れにくいです。
写真の男性もかなりがっちりとした体型の方ですが、肩紐を楽にかけていただいています。
この色は黒と紺色の生地を使っています。
もう一つのワイン色の方はもう在庫が若干数になっています。
京都にて。
濱大二朗さんのライブペイント。
河内洋画材料店オリジナルのBIG OIL PASTELを使っていただきました。
大きな画面にパワフルに描き続け、
次々と絵が変わり、
あっという間の2時間半!
ダイジロウさんの絵も、音楽も、空間も
全ての空気感が合っていてかっこよかった!!
アクリル絵の具とビッグオイルパステルを使われましたが、
べったりと色がつく絵の具と、ビッグオイルパステルの線とを交互に使い分けて、その変化が面白かった。
ビッグオイルパステルはしっかり濃く色が出るし、大きさゆえの太い線も描けるので、この大きな画面にも絵の具との対比の面でも負けてなく、私も鳥肌が立つほど大満足でした(^ー^)
コロコロ変わるダイジロウくんのライブの絵、どの場面もかっこよく、、
今後の活躍が楽しみなアーティストです!
この店主日記を見てくださっている方の中には、KAWACHI心斎橋本店のお客様だった方もいらっしゃると思います。
2014年1月に閉店した、KAWACHI本店。
この写真は閉店セールをした時のもの。
私はここの2階の画材売り場でずっとお店番をしていました。「絵を描くことが大好き!!」が共通点で集まってこられる、年齢も性別も様々なお客様と毎日接していました。いつも店内を隅々まで楽しそうに眺めに来るおじいさん、会社の社長さんが秘書の方を連れて絵の具をカゴに入れられている横で、歩くたびに金属音がするような今時の若いアーティストの方が店内で流しているDVDをじっと眺めていたり、、絵の具を貸し出して自由に絵を描ける机を置いていたのですが、そこで小さなお子様が夢中になって絵を描いていたり、、今思い出しても暖かい場所でした。本店閉店後、そんな「絵を描くことが大好き!!」「アートが大好き」な人と何か違う形で接していくことができたらなーと考えて作ったのが河内洋画材料店です。
まだまだこれからなのですが。。
どうぞ宜しくお願い致します(^ー^)
自由という名前の真っ赤と真っ黒のスケッチブック。
名前の通り、使い方は自由です。様々な使い方を想定して色んなちょっとした部分にこだわって作っています。
このスケッチブックの形にするまで随分サンプルを作って悩みました。。。じっくり付き合ってくださったスケッチブックのメーカーさんに感謝です。。
表紙には 河内洋画材料店のアイコンである画人マークを型押ししました。印刷にも余計な色を入れませんでした。
我ながらとても品良く高級感のある仕上がりになったのではと満足しています。
紙は
✴︎できるだけ真紅と漆黒の色で
✴︎インクやパステルなどがのり易く
✴︎スクラップブックとして紙などを貼り付けてもしっかりする程度の厚みを選びました。
明るい色のペンで書くとそれだけでかっこいい。。
個人的には白いペンが合うと思います。
白のペンを色々試しました。
太いマーカーならポスカ、細いペンならミツビシのsignoというペンが断然発色がキレイです!!
ちょっと個性的なゲストブックなんかにも良いと思いますがいかがでしょうか?
こだわりその2
リング綴じの穴を三角にしているのは、ビリビリっとちぎってもまっすぐに綺麗に切り離せるためです。パステルなどで描いた絵をちぎってその場で手渡せるように。。
我が家の愛犬「トビちゃん」です(^ー^)
案外真っ赤の紙って写真が映えます。。
50枚入っているのでたっぷり使えますよ。
こだわりその3
リング綴じにしてハードカバーをぐるっと巻いたのは、スクラップにして厚みが出てきてもちゃんと表紙を閉じることができる様にするためのこだわりです。マチの部分も少し余裕も持った高さにしています。
黒の色の方も、間違いなくスクラップにも白いペンにも合います。
ある展覧会に行った時、油絵の抽象画の作品に出会いました。
全体に黒く塗りつぶされた大きなキャンバスにいろんな色の自由な線が描かれている作品。
展覧会からの帰り道
「大きな画面に思いっきり描ける大きくて柔らかくて濃く発色するオイルパステルがあったら面白いかも。。。」
と思いついて、どうしても作ってみたくなりました。
日本の優秀なパステルメーカー2社に早速相談したのですが、油分が多くしかもこの大きさのパステルを工場で製造するのは難しい事がわかり、ある程度のところまではメーカーさんにご協力頂き、あとは手作りで作っています。
上質な顔料を沢山使い、通常のオイルパステルと比べて約2倍の油分を入れました。
実は成分だけでもとても贅沢なオイルパステルなんです。。。
こだわった甲斐があり、ジェッソや油絵の具の画面にも軽いタッチで鮮やに発色します。
2016年8月にイラストレーターの黒田征太郎さんにライブペイントで使っていただいた時の写真です。向かって右がBIG OIL PASTELで描かれた作品。
ライブ後、この絵にBIG OIL PASTELでずっと上塗りされていて、もうこの時の原型は残っていません。
黒田さんに「このパステル、この大きさと柔らかさが奇跡的に面白い!面白すぎて止めどきがわからん」と嬉しいお言葉をいただきました(^ー^)
皆さま、あけましておめでとうございます。
初めまして、河内洋画材料店 店主の河内裕子です。
このブログに訪れて下さって有り難うございます。
一昨年から考え始めていたことの第一歩として
河内洋画材料店のウェブサイトをオープンすることができました。
まだまだ手探りでの状態ですが、画材屋さんの枠を飛び越えるような
暮らしを楽しく豊かにしてくれるものや、海外に眠る面白いと思った画材などのアイテムを少しづつ増やしていく予定です。
少しでも多くの方のクリエイティブな魂に火をつけることができたら嬉しいです。
このブログは定期的に更新しますので、宜しければチェックしてみてください。
これからも長いお付き合いができますように。
どうぞよろしくお願いいたします。