BIG OIL PASTEL、近々カラーバリエーションを増やしたり、サイズ違いなど色々やります!!

河内洋画材料店の巨大オイルパステル「BIG OIL PASTEL」。

 

 

★近々、カラーバリエーションを増やしたり、サイズ違いを出したり、、

色々やります!!★

 

そもそも今の普通色12色って、なんで最初の12色をこんな色にしたんだろうって思われる方もいらっしゃるのでは。。

最初にこの絵具を作ろうというアイデアを思いついて、サンプルを作った時、

家業であるKAWACHI画材店の店頭に立っていた頃からのお客様である、イラストレーター会の巨匠

黒田征太郎さんに見てもらいました。私の身の回りで、オイルパステルといえば黒田さんが一番使われているイメージでしたので。

私「黒田さん、こんなの作ろうと思うんですけれど、どう思います?」

黒田さん(まずは形を見てニヤッと笑われて、すぐ紙に塗ってみて)「おもしろいやん!」

と。。

続けて黒田さん「よし!これを次の夏のライブペイントで使おう」

と仰ってくださいました。

そこで私「じゃあ、私が基本色を12色選ぶのは、つまらないので、黒田さんが使いたい12色を選んでください、それを最初の12色にします」

・・・・・・・

それで、こんな不思議な色の12色の定番色になったというわけです。

でも、黒白は別として、シナバーグリーンやニュートラルグレーなど、微妙色が人気なんですよ。

実際、とってもきれいな色です。

その時の黒田征太郎さんのライブペイントの動画です。

さすが黒田さん!と鳥肌が立つくらい、BIG OIL PASTELの特徴を活かした、とっても良いライブペイントでした。

ライブが終わって、黒田さんに使用感をお聞きしたら、

「このパステル、この形、柔らかさ、奇跡的におもろいな!」とこれまた鳥肌が立つ様なお褒めのお言葉を頂きました。

これがきっかけで、普通色のパッケージに黒田さんのイラストを入れさせていただきました。

その時の動画です。初めてのBIG OIL PASTELお披露目の日。まだパッケージも出来ておらず、ダンボールのシートで巻いて黒田さんにお渡ししています。

BIG OIL PASTELの仕上げ

BIG OIL PASTELは固まりますか?とのご質問をたまにお受けします。

クレヨンコートなどの専用のフィキサチーフで保護する程度か

もしくは、油絵用の保護ワニス タブローでほぼ固まります。

BIG OIL PASTELは油っこく、キャンバスにもねっとり付きます。

この様に色の重ね塗りをしてもグラデーションがキレイに出て、油絵の具ともまた違ったマットな質感に仕上がるのが特徴です。

こちらはミニキャンバスに油絵の具を塗った上にBIG OIL PASTELを重ねています。

油絵の具と併用されている方もいらっしゃいます。

油絵の具だけで描くのとはまたちがった表現が出来ます。

オイルパステル独特の掠れ感が魅力です。

ホルベインのラピッドタブローをふりかけました。

3日ほどで固まってほぼ手につかなくなりました。

油絵の具よりBIG OIL PASTELの方が先に乾いたかな?

 

 

BIG OIL PASTELは手作り品です。

BIG OIL PASTELは手作り品です!!

 

 

ある時、大きくて一気に濃く太く鮮やかな線を描けるオイルパステルがあったらおもしろいかも!と思いつき、メーカーさんに早速こんなもの作れますか?と問い合わせたものの、どこもばっさり「できません!」の一言。

そこで、私が日本の某クレヨン専門メーカーさんに相談しつつ、試行錯誤し手作りで実現した商品です。

作るならプロユースとしても使っていただける上質なものじゃないと嫌。。必要な工程、材料の安全管理はもちろん一流のメーカーさんに機械で処理してもらっています。

 

今日はコンポーズブルーを作りました。きれいな色を作るのは地味な色より楽しい(^ー^) 

朝から5時間半かかって35本。

なんと効率の悪い。。。と、思いますが今の所これしか方法はないのです。

★濃く、発色良く、柔らかくするために上質な顔料をたっぷり含め、オイルを通常のかなり柔らかいオイルパステルの倍以上入れています★

だからべっとりしていて型から簡単に取り出せない→時間がかかる。。というわけです。

だからこそ、メーカーの大量生産では作れない物なのです。

だからこそ、メーカー品のそれとは(形はもちろん)描いたときの感触、質感、共に今までになかったオイルパステルに仕上がっていると確信しています。

 

mini canvasで展覧会

Ygionでの2度めの河内洋画材料店pop up shopも無事終了しました。

今回のテーマカラーは蛍光色。

Ygionの広い会場の半分を、黒の紙を貼り河内洋画材料店オリジナルBIG OIL PASTEL蛍光色での落書きコーナーに。ブラックライトを点けて、光る落書き。

ご来場者皆さんで作るインスタレーションです。

 

それと、今回は私を含め女性クリエーター3名のコラボ。

参加してくれたのは

HELLOAYACHANとJaako

3人のコラボは私が張った100枚のmini canvasのお二人に50枚ずつ作品を描いてもらいました。

こちらがHELLOAYACHAN 作品

 

そしてJaako 作品

このmini canvasアートも人気でした。

日本の住宅ではなかなか飾る場所がないというお声も多い中、

このサイズならどこにでも飾れる。気軽にちょっとしたスペースにアートを取り入れることが出来る。ご購入者の方も楽しんで選んでいただいていました。

評判が良かったので、河内洋画材料店サイト内にもこの時使った真っ白のmini canvasを追加しましたよ。

画材屋はアーティストを支える存在でなければいけません。

お二人の作品がより良く見えるように、キャンバスの質にはこだわりました。

小さくても安っぽくならないように

綿100%のホルベイン社製の上質キャンバスを使用し、しっかり引っ張って、裏張りしています。

もし展覧会を控えていらっしゃる方、、会場に楽しい演出が出来ますよ。

夜のイベントにBIG OIL PASTEL蛍光色でアートな演出をしてみませんか?

2019年12月から2020年1月まで開催しました京都のY gionでの河内洋画材料店 Pop up shop

“DRAW YOUR WORLD Vol.2”

1回目のY gionでの絵の具だらけのpop upが好評で、

2度目は店内を暗くして、ブラックライトを点けて 壁一面とテーブルの上に黒い紙を敷き、BIG OIL PASTELを使って光る落書きのインスタレーションをしました。

インスタレーションを仕上げるのはお客様。

絵を描くことが苦手な人は、絶対に描かないという常識をひっくり返すイベントになりました。

紙を何度取り替えてもすぐに描くところがなくなってしまう、、、

皆様に楽しんで頂けたと思います。企画者の私も大満足!!

夜のイベントにBIG OIL PASTEL蛍光色を使ってこんなアートなパフォーマンスをしませんか?

蛍光色全般、ブラックライトで光りますが、BIG OIL PASTELは絵を描かない方にも触ってみたいという好奇心をくすぐるビジュアル。その上、しっかりした太いラインを描けたり、マーカーなどより「絵の具感」「アート感」が増す仕上がりになります。

何故かブラックライトで光らせたらくがきはどんなクオリティーの仕上がりでも、バスキアみたいなかっこいいグラフィティーアートに見えてしまいます。

ブラックライトはインターネットを見ると3000円前後でとても威力の強い良いものがありますよ。

上の写真は90cm×2mくらいの大きさの黒い紙を使っていますが、このくらいの大きさなら強い威力のブラックライト一つで充分です。

ちなみにこの黒い大きな紙はオンラインショップのBIG OIL PASTELのページからご購入できます。(90cm×10m)のロール紙です。

イベント会場がアートで華やかな雰囲気になりますよ。是非お試しください!

河内洋画材料店”DRAW YOUR WORLD Vol.2″-COLORS- @Ygion

2019年12月11日〜2020年1月18日まで、京都のy gionで2度目のポップアップをします。
今回は京都で活躍する2人の女性アーティスト
ポップでエレガントでプリミティブなアクセサリーやアートを展開する HELLOAYACHAN
とカウンターカルチャーの精神とフェミニンなカーブが特徴的な Jaako とのコラボレーション。
河内洋画材料店 店主である私 女性3人の企画です。

誰もがアーティストになれるというコンセプトで、描くこと、画材の魅力を自由な発送で提案する画材ブランド「河内洋画材料店」の世界を体験していただきます。

週末の夜には去年同様ガッツリ「食、音、アート」を盛り込んだイベントをしますので、是非遊びに来て下さいね。

nice things 11月号に河内洋画材料店の事をご掲載頂きました。

只今(令和1年 9月末)発売中のLifestyle雑誌「nice things」に河内洋画材料店とそれを運営する私のことをご掲載頂いています。
カワチ画材時代から河内洋画材料店を立ち上げるまでのお話など、、私が説明する以上にうまくご説明頂いて、、、
私自身も最初に読ませて頂いた時、河内洋画材料店をやろうと決意したときの熱い気持ちを思い出させて頂き、
我が事ながら感動したくらい。。。w
ご興味ありましたら是非見ていただきたいです。。
只今、原美術館、ハラミュージアムアークで個展を同時開催されている芸術家の加藤泉さんのアトリエで撮影させていただいたことも嬉しかった事。。
アーティストの方から個人的に画材のご相談を頂くことがあり、先日 知人を介して加藤さんがお探しのキャンバスの手配をさせて頂いたエピソードを載せて頂いています。


コシノヒロコさんにBIG OIL PASTELのコメントを頂きました。

河内洋画材料店BIG OIL PASTEL のアイデアはコシノヒロコさんにお会いした時にひらめきました。
「カワチ画材言うたら、子供の頃にお母ちゃんにクレパスこうてもろて、まあゆうたらカワチなくしては私らのクリエーションはなかったようなもんやで」
なんと感動的なお言葉。。これ以上に画材屋冥利につきるお言葉はないというくらい。
そのお話をしていただいた時に背景に飾ってあったご自身の油絵作品が黒い大きなキャンバスに色とりどりの太い線が描かれた抽象画。
ありがたいお言葉を噛み締めながら家に帰る途中、
「そうだ!大きな画面に思いっきり、濃く、気持ちよく描ける大きなオイルパステルがあったら面白いかも」とひらめき
その次の日から制作の準備にとりかかりました。


それ以来コシノヒロコさんは多分この世で一番BIG OIL PASTELを使ってくださっているアーティストです。
本当に嬉しく、素敵なコメントを直筆で頂きました。

黒田征太郎さんからBIG OIL PASTELのコメントをいただきました。

黒田征太郎さんからBIG OIL PASTELのコメントをいただきました!

黒田さんとはカワチ画材の店頭に立っていた頃からお客様としてのお付き合い。
BIG OIL PASTELのサンプルを作ったときに、最初に見ていただきました。
実は基本色の12色は黒田さんに選んでいただきました。
*普通の基本色ではつまらないから、黒田さんが使いたい色を選んでください、、とお願いしたのです。

この絵はサンプルが出来てすぐの黒田征太郎さんのライブペイント。
いつもの絵の具でのペイントと、BIG OIL PASTELでのライブペイントを2枚並べて交互に描いてくださいました。
「絵の具とパステルの対比を見せよう」と仰ってくださって。。

黒田さんらしいとても素敵な作品が出来ました。

BIG OIL PASTEL でライブペイント

濱 大二郎ライブペインティング。

京都にて。

BIG OIL PASTELを使っていただいています。

終わってから、何人かにいったい何で描いていたのか聞かれたそうです。

 

使い込んだBIG OIL PASTEL

ライブペイントで使っていただいた後のBIG OIL PASTEL。

塗り重ねて、色んな色がぐちゃぐちゃに混ざってる感じが、、なんかいい感じ(^ー^)

脂っこいのでスルスル描けて、しっかり重ねると油絵のような質感になります。

でも油絵とも少し違う、マットでねっとりした画面になります。

 

大きな絵を描くツールって筆を使って絵の具か、スプレーとかですけど、このBIG OIL PASTELは直接的なドローイングのツールなので描く楽しみを味わえるとご好評いただいています。

 

 

BIG OIL PASTEL海外へ。。

この画像、スペイン在住のスペイン人のアーティストがフェイスブックで河内洋画材料店のBIG OIL PASTELを紹介してくれた時のものです。

彼のフォロアーに「欲しい!」と言ってくれるアーティストが沢山いて、、とても嬉しかったです。。私が面白いと思って作ったパステルを同じように興味を持ってくれる人は沢山いる。。

海外には大作を描くアーティストが沢山いるし、みんな新しい画材を探しているから、どこにもない巨大で角柱型でべっとりしたオイルパステルに興味を持ってくれたのでしょう。。

昨日もインスタグラムで私の画像を見て連絡をくれたタイのアーティストにBIG OIL PASTELを送ったところです。

海外のお客様にもpaypalのカード決済システムで対応しています(^ー^)

BIG OIL PASTEL(ビッグオイルパステル)でライブペイント

2017年4月15日

 

鎌倉極楽寺 Off season galleryにて。

世界的ベストセラー「アルケミスト」や「ベロニカは死ぬことにした」などの翻訳本の挿絵をされているイラストレーターの平尾香さんによるライブペイント。

 

河内洋画材料店のBIG OIL PASTELを使っていただきました。

BIG OIL PASTELを女性のアーティストに使っていただいたのを観るのは初めてです。

大胆な男性の作品とは違い、柔らかく、優しく、春らしい とっても素敵な作品です!!

 

スルスルと滑らかな描き心地  

と嬉しい感想を頂きました(^ー^)

 

BIG OIL PASTELの作品 

最近知り合ったアーティストのahhi choiくんがBIG OIL PASTELを試してくれました。

「描く楽しさを追求できる画材」だとahhiくん。。

最高の褒め言葉です(^ー^)

画材屋として自分で作った画材をそんな風に気に入っていただけるのは、アーティストが自分の作品を評価されるのと同じぐらい嬉しい!!

引き続きBIG OIL PASTELを使ってくれているそうです。。

どんな作品ができるだろう。。

楽しみだな。。。

 

 

CY TWOMBLY

今年1月、パリのポンピドゥセンターで観た CY TWOMBLYの企画展。

素晴らしい展覧会でした。

オイルパステルで描かれた作品が多く、もしもCY TWOMBLYさんが河内洋画材料店のBIG OIL PASTEL を見たらきっと気に入ってくれたのでは、、と妄想しつつ絵を眺めていました。

 

まさにこんな風に。。。

 

 

思いっきり。。。

 

 

うわ〜〜〜っと。。。

 

 

描くイメージで作ったオイルパステルです^ー^

 

 

BIG OIL PASTELでライブペイント

京都にて。

濱大二朗さんのライブペイント。

 

河内洋画材料店オリジナルのBIG OIL PASTELを使っていただきました。

 

大きな画面にパワフルに描き続け、

次々と絵が変わり、

あっという間の2時間半!

 

ダイジロウさんの絵も、音楽も、空間も

全ての空気感が合っていてかっこよかった!!

 

アクリル絵の具とビッグオイルパステルを使われましたが、

べったりと色がつく絵の具と、ビッグオイルパステルの線とを交互に使い分けて、その変化が面白かった。

ビッグオイルパステルはしっかり濃く色が出るし、大きさゆえの太い線も描けるので、この大きな画面にも絵の具との対比の面でも負けてなく、私も鳥肌が立つほど大満足でした(^ー^)

 

コロコロ変わるダイジロウくんのライブの絵、どの場面もかっこよく、、

今後の活躍が楽しみなアーティストです!

 

 

大きなオイルパステル

ある展覧会に行った時、油絵の抽象画の作品に出会いました。
全体に黒く塗りつぶされた大きなキャンバスにいろんな色の自由な線が描かれている作品。
展覧会からの帰り道
「大きな画面に思いっきり描ける大きくて柔らかくて濃く発色するオイルパステルがあったら面白いかも。。。」
と思いついて、どうしても作ってみたくなりました。
日本の優秀なパステルメーカー2社に早速相談したのですが、油分が多くしかもこの大きさのパステルを工場で製造するのは難しい事がわかり、ある程度のところまではメーカーさんにご協力頂き、あとは手作りで作っています。
上質な顔料を沢山使い、通常のオイルパステルと比べて約2倍の油分を入れました。
実は成分だけでもとても贅沢なオイルパステルなんです。。。
こだわった甲斐があり、ジェッソや油絵の具の画面にも軽いタッチで鮮やに発色します。

2016年8月にイラストレーターの黒田征太郎さんにライブペイントで使っていただいた時の写真です。向かって右がBIG OIL PASTELで描かれた作品。
ライブ後、この絵にBIG OIL PASTELでずっと上塗りされていて、もうこの時の原型は残っていません。
黒田さんに「このパステル、この大きさと柔らかさが奇跡的に面白い!面白すぎて止めどきがわからん」と嬉しいお言葉をいただきました(^ー^)

 

ライブペイントの様子です。